2008年11月15日(土)
今日は休日ですが、
不動産屋さんに行ったり、
ガラス屋さんが来たり、
出産祝いのお礼を買いに行ったり、
僕の両親が来たりで、
結構ばたばたと忙しかったです。
夜には、奥さんがお芝居を見に出かけたので、
初めて、息子と二人きりですごしました。
奥さんも疲れているので、
気分転換して欲しいし、
子供と二人でお留守番出来るようになるのは、
僕にとって、ちょっとした夢でした(笑)。
奥さんが出かけてから、
息子はほとんど寝ていました。
時々不機嫌そうな声を出しますが、
ちょっとあやすとまた眠るので、
お留守番は順調でした。
今日はテレビは見ないで、
音楽を流しながら、
村上龍さんの小説“希望の国のエクソダス"を読んだり、
息子の顔を眺めたりしていました。
音楽は、デアゴスティーニの
クールジャズコレクション2・ビル・エバンスを。
デアゴスティーニの選曲が、意外に最高なのです。
小説が中学生が主人公の話だったので、
子供の顔を見ながら、
中学生の頃の土曜日の夜の事を思い出しました。
子供の頃から、土曜の夜が大好きでした。
何せ、休みの日の前日でしたから、
一番好きでした。
日曜日になると、
逆に、明日から学校になるってことばかり考えてしまって、
朝から嬉しくはなかったです。
今思えば、もったいない(笑)
せっかく休みなんだから、ウキウキしてれば良かったのに・・・
でもだから、土曜の夜の嬉しさと言ったら、
非常に大きかったのです。
そんな事を考えているうちに、
ビル・エバンスがダニーボーイを引き始めました。
僕はビル・エバンスの感動的な演奏に引き込まれるように、
息子の寝顔を眺めました。
そして、この子はいったいどんな中学生になるんだろう・・・
と考えました。
ビル・エバンスの演奏が終わると、
今度はビートルズのアビーロードの、
後半メドレー部分を流すことにしました。
小説の中では、中学生が国会でこんな発言をし始めました。
「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。
ただ希望だけがない。」
僕はこの発言を読み、思わず顔を上げました。
息子の顔を見るのと同時に、
CDではポール・マッカートニーが
ゴールデン・スランバーを歌い始めました。
中学生時代に僕は、希望なんてものの事を考えた事があっただろうか??
多分全く考えた事がないと思います。
でも、おそらく、希望の事は考えていなくても、
希望の存在は感じていたんじゃないかと思います。
中学一年生までイジメラレッコだった僕も、
ほんの少しの希望だったかもしれませんが、
希望の存在は感じていたはずだと思います。
そうでなければ、
今の僕がここにいるはずがないのですから。
僕が子供の頃よりも、
今の方が希望が見えにくいのかもしれないな、
などという事を考えてしまいました。
今の世の中の歪みのようなものを、
何となく感じています。
その歪みと向き合い、
希望というものが何なのかを探るために、
もう少し勉強をしてみたいと考えています。
ビートルズの演奏が終わったと同時に、
息子が泣き始めました。
僕はアワアワしながら、
ミルクを作り、
ミルクを飲ませ、
オムツを変えて、
暖かい格好に着替えさせ、
奥さんを迎えに行く準備を始めました。
少なくとも今の僕には、
ちゃんと希望がある。
その事を確認してから、
奥さんを迎えに行きました。
不動産屋さんに行ったり、
ガラス屋さんが来たり、
出産祝いのお礼を買いに行ったり、
僕の両親が来たりで、
結構ばたばたと忙しかったです。
夜には、奥さんがお芝居を見に出かけたので、
初めて、息子と二人きりですごしました。
奥さんも疲れているので、
気分転換して欲しいし、
子供と二人でお留守番出来るようになるのは、
僕にとって、ちょっとした夢でした(笑)。
奥さんが出かけてから、
息子はほとんど寝ていました。
時々不機嫌そうな声を出しますが、
ちょっとあやすとまた眠るので、
お留守番は順調でした。
今日はテレビは見ないで、
音楽を流しながら、
村上龍さんの小説“希望の国のエクソダス"を読んだり、
息子の顔を眺めたりしていました。
音楽は、デアゴスティーニの
クールジャズコレクション2・ビル・エバンスを。
デアゴスティーニの選曲が、意外に最高なのです。
小説が中学生が主人公の話だったので、
子供の顔を見ながら、
中学生の頃の土曜日の夜の事を思い出しました。
子供の頃から、土曜の夜が大好きでした。
何せ、休みの日の前日でしたから、
一番好きでした。
日曜日になると、
逆に、明日から学校になるってことばかり考えてしまって、
朝から嬉しくはなかったです。
今思えば、もったいない(笑)
せっかく休みなんだから、ウキウキしてれば良かったのに・・・
でもだから、土曜の夜の嬉しさと言ったら、
非常に大きかったのです。
そんな事を考えているうちに、
ビル・エバンスがダニーボーイを引き始めました。
僕はビル・エバンスの感動的な演奏に引き込まれるように、
息子の寝顔を眺めました。
そして、この子はいったいどんな中学生になるんだろう・・・
と考えました。
ビル・エバンスの演奏が終わると、
今度はビートルズのアビーロードの、
後半メドレー部分を流すことにしました。
小説の中では、中学生が国会でこんな発言をし始めました。
「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。
ただ希望だけがない。」
僕はこの発言を読み、思わず顔を上げました。
息子の顔を見るのと同時に、
CDではポール・マッカートニーが
ゴールデン・スランバーを歌い始めました。
中学生時代に僕は、希望なんてものの事を考えた事があっただろうか??
多分全く考えた事がないと思います。
でも、おそらく、希望の事は考えていなくても、
希望の存在は感じていたんじゃないかと思います。
中学一年生までイジメラレッコだった僕も、
ほんの少しの希望だったかもしれませんが、
希望の存在は感じていたはずだと思います。
そうでなければ、
今の僕がここにいるはずがないのですから。
僕が子供の頃よりも、
今の方が希望が見えにくいのかもしれないな、
などという事を考えてしまいました。
今の世の中の歪みのようなものを、
何となく感じています。
その歪みと向き合い、
希望というものが何なのかを探るために、
もう少し勉強をしてみたいと考えています。
ビートルズの演奏が終わったと同時に、
息子が泣き始めました。
僕はアワアワしながら、
ミルクを作り、
ミルクを飲ませ、
オムツを変えて、
暖かい格好に着替えさせ、
奥さんを迎えに行く準備を始めました。
少なくとも今の僕には、
ちゃんと希望がある。
その事を確認してから、
奥さんを迎えに行きました。